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受注業務解約の前受金返金に伴う資金繰り悪化による破産

法人破産

ゲーム開発

受注業務解約の前受金返金に伴う資金繰り悪化による破産

借入理由

受注した業務の売掛金回収までの運転資金

負債総額

約670万円

債権者数

8名

ご相談後の負債総額

0

[事例45]

債務発生から相談まで

代表者様は、設立間もなく、数千万円のゲームソフト開発の受注契約を請負い、業務にあたって人員増員などをして売上金回収までの運転資金の借入を行い、事業を行っていました。
しかし、受注後の開発過程で契約が破綻となり、前受金の返金が発生し、一気に資金繰りが悪化してしまいました。
従業員の解雇などを進め、新規受注獲得のための営業にも力を入れましたが、資金繰りが限界に達し、当事務所に相談にいらっしゃいました。

弁護活動の内容

売掛金の回収中、事務所の解約明渡前であったため、資産の回収を主として代表者様に協力をいただきながら進めました。
また、事業期間は短かったですが、設備なども複数あり、かつ当事務所相談前に売却処理等されて資金に充てていたため、過去の資産の処分にかかる資料の準備にもご協力をいただきました。

結果

売掛金の回収、および賃借物件の保証金回収なども無事に行え、破産管財人に相当額の資産を引き継ぐことができました。
管財人からは、当事務所受任後に行った資産の回収と過去の資産処分の経緯を報告していた内容の確認にとどまり、資産の不当処分などの指摘など受けずに進めていただけました。

弁護士からのコメント

本件は、事業規模が大きくない法人であったこともありますが、それ以上に、代表者様が処分した過去のものも含め会社の資産と負債を正確に把握していたことで、手続上調査が必要となるポイントを申立時に準備することができたことが、手続を無難に進められた理由であったと思われます。 会社の資金繰りが悪化すると、半ば自暴自棄になり、資産処分などを行った資料を廃棄されてしまう場合がございますが、破産手続は、過去の資産処分、あるいは負債の返済過程なども重要視されるポイントとなります。 資金繰りが厳しく、資金ショートの可能性や懸念が生じた場合は、破産の要否にかかわらず、少しでも早く専門家にご相談ください。
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