不動産仲介業
会社を設立するも業界不況の煽りを受けて業績が振るわず廃業
借入理由
運転資金
負債総額 |
約220万円 |
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債権者数 |
2名 |
ご相談後の負債総額 |
0円 |
[事例62]
債務発生から相談まで
代表者様は、会社設立の際に金融機関から借り入れ、当面の運転資金に充てて事業を行っていました。前職での経験を活かし事業の成長を目論んでいましたが、直後に業界全体が不景気となり、想定していた売上を達成することができず、可能な限り経費を切り詰め最低限の経費にて経営を続けました。
しかし、業界全体の傾向は回復を見せず、このまま事業を継続しても借入れに頼った経営となってしまうことを懸念し、事業継続を断念して当事務所へ相談にいらっしゃいました。
弁護活動の内容
代表者様のみの会社運営であったことから、会社と代表者様個人のお金の動きが曖昧となっている部分が多く、その仕分けを細かく行う必要がありました。
代表者様のご協力のもと、預金推移や帳簿類を細かに確認し、会社と代表者様個人の入出金を明確に分け、申立の準備を行いました。
結果
申立前にお金の動きについて詳細に確認を行ったことから、裁判所や破産管財人からの報告指示も滞りなく回答を行うことができ、また、債権者からの異議等も提出されずに手続きは問題なく終了しました。